Open Source
Open Source Software , OSS, オープンソースソフトウェア
無償で公開されたプログラムなどのソースコード
自由に利用や、改変、再配布ができる
プロプライエタリソフトウェアとは違い、だれでも自分が利用するプラットフォームで動作するように実行形式ファイルを作成したり、作成した実行形式ファイルを配布できる バグを修正したり、機能の追加を行うこと、それらを反映したソースコードを公開したり、実行形式ファイルを配布できる
OSDを満たすソフトウェアだけがOSSと名乗ることが出来る 1970s後半~80sにかけてソフトウェアやそこで使われている技術が著作権で保護され、プロプライエタリなソフトウェアが技術のクローズ化に向かう反発をきっかけに始まった
1985にはプロジェクトを進めるためにFSFが創設 GNU/Linux、Firefox、GIMP、jQuery、Java、Python、Git、PyTorch、WordPressなど クリストファー・ケルティは、「オープン」であるためには、「たんに『ソースコード』を共有するだけでなく、そのコンテンツが永続的にオープンであることを保証する方法も考案しなければならない。公開する者と使う者が情報の受け渡しに利用する媒体あるいはインフラのメンテナンスと改修しやすさの向上に専念する、公共性の高いコミュニティを絶えず用意しておく必要があるのだ」。だが、クリスチーナ・ダンバー=へスターが指摘するように、こうしたコミュニティは多くのテック・コミュニティと同様にかなり同質化しており、これが彼らの「ケアの境界」、つまり政治的関心を注ぐ領域をどのように切り分けて優先順位付けするかを規定する際の制約となっている。予想どおり、この活動に対する資金的支援はほとんどなく、ボランティア要員は仕事量の多さにパンクする寸前になっている。
――シャノン・マターン『スマートシティはなぜ失敗するのか: 都市の人類学 』p.208